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速報!改正『食品安全法』が12月1日より施行 -NEW-

   2025年9月12日、第14期全国人民代表大会常務委員会第17回会議で『全国人民代表大会常務委員会「中華人民共和国食品安全法」改正に関する決定』が正式に採択され、2025年12月1日から正式に施行されます。
   今回の『食品安全法』改正は、主に重点液体食品の陸上バルク輸送の監督管理、および乳幼児用調合液体ミルクの生産管理の2分野に関連しています。
(1)重点液体食品の陸上バルク輸送が許可制度の対象となるため、陸上輸送業者は運輸許可証を取得する必要があります。また、専用の輸送容器を揃え、同一輸送容器には同一の液体食品のみを積載しなければなりません。本改正により輸送側の法的義務と責任が増すだけでなく、出荷側と受取側にも規定の履行義務が求められ、履行義務を怠った場合は処罰を科される可能性もあります。
(2)乳幼児用液体ミルクが登録管理の対象となり、乳幼児用粉ミルクと同様に登録や生産について厳格な基準が適用されます。
   今後、国務院の食品安全監督管理部門とその他関係部門が重点液体食品目録と重点液体食品の陸上バルク輸送に関する具体的な管理規則を制定しますので、これにも留意が必要です。重点液体食品の陸上バルク輸送に従事する各輸送業者や、重点液体食品の生産販売企業または調達企業は、処罰を回避するためにも、今後の動向を注視する必要があります。

作成日:2025年09月26日